宮城県の「7号クリニック」の安倍委員長によると、7月に入ってから新型コロナの患者数が2～3倍に増加しているとのこと。熱中症と症状が似ているため、見分けが難しく、熱中症だと思って受診したらコロナだったケースも多く見られます。

特に、新たな変異株「KP.3」の流行と、エアコンの使用で換気がしづらい状況が、感染拡大の要因となっています。

　

新型コロナが「五類感染症」に移行したことで、検査費用が自己負担になり、多くの人が検査を受けに来なくなっています。以前は1日に約230人が検査を受けていたのに対し、現在は10人程度に減少しています。

感染者数は水面下でさらに多い可能性があり、感染拡大防止のためにも、検査を避けずに行うことが重要です。

　

もし感染が疑われる場合は、まずかかりつけ医や近くの医療機関に電話し、他の患者と接触しない形で診察を受けることが推奨されています。

外出自粛の要請はなくなりましたが、発症日から5日間の自粛が推奨され、症状が続く場合は回復して24時間が経過するまで外出を控えることが求められています。

　

夏休みやお盆の期間には人の移動が増えるため、個々の意識が感染対策に大きく影響します。感染を広げないために、感染者は自宅で静かに過ごし、外出を控えることが重要です。

　

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