石破茂氏が日本の安全保障に関して、アメリカとの同盟や自衛隊の現状について議論します。特に日本の防衛体制における課題として、自衛隊の人材不足、55歳での定年、そして退職後の再就職の難しさが挙げられます。また、米軍の日本に対する戦略的意義や、将来的な防衛政策についても言及。堀江貴文との対話を通じて、日本の安全保障に対する理解を深める内容です。

　

日本に駐留する米軍の基地が戦略的に重要であり、米軍が日本を守る一方で、日本も米軍を支えている。アメリカは日本を手放すことは考えにくいが、アメリカ頼みの防衛体制に懸念を示す。

　

自衛隊は深刻な人材不足に直面しており、特に若い隊員の募集が困難。自衛隊員の定年が55歳であり、再就職の問題が大きく、自衛官の待遇改善が必要であると指摘。

　

自衛官が退職後に再就職できるよう、国が責任を持ってサポートすべきと提言。民間企業に自衛官を雇うメリットを与え、再雇用に対する社会的な理解を深める必要がある。

　

防衛費の拡大（8.44兆円）について、単にお金をかけるだけでなく、再雇用問題や自衛隊のスキルを社会に活かす体制が重要であると主張。

　

自衛官のスキルが農業、漁業、林業などの産業でも活かせるため、これらの分野で自衛官が活躍できるような体制を整えることの重要性を強調。

　

石破氏は徴兵制復活には賛同しないが、他国の例として、徴兵制が市民と軍隊を近づけ、戦争を抑止する効果があるという考えを紹介。

　

自民党は全ての国民に向き合い、次世代の幸福を実現するための政治を行うと強調し、国民の信頼を得るための政策の重要性を訴える。