「八田與一容疑者」の引き逃げ事件に対する捜査強化について、大分県警が指名手配チラシを大分県内21か所で配布し、情報提供を呼びかけています。この取り組みは、警察が11月を指名手配容疑者の捜査強化月間として設定した初日の活動の一環です。

　

昨年、大分県別府市で大学生2人が巻き込まれる引き逃げ事件が発生し、1人が死亡、もう1人が負傷しました。この事故の重要な容疑者である八田與一（はた よいち）容疑者（28歳）は、事故後現場から逃走し、現在も行方がわからないままです。

　

八田容疑者は「重要指名手配」とされ、警察は11月を捜査強化月間として、容疑者を発見するための対策をさらに強化しています。初日にはJR別府駅など21か所で、容疑者の特徴や可能性のある変装を示す情報を記載したチラシを配布し、県民へ情報提供を求めました。

　

警察は、「八田容疑者は髪型や体型、さらには顔の変装をしている可能性がある」として、容疑者が近隣で生活している可能性も含めて市民に注意を促しています。

　

県警にはすでに7900件もの目撃情報や提供情報が寄せられており、捜査が続いていますが、現時点では確保には至っていません。

　

11月の捜査強化月間の間、警察は引き続き目撃情報の収集に努めると同時に、ポスター掲示や街頭活動を通じて、より多くの人に事件と容疑者についての情報を広めていく予定です。

　

　

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