2024年の道路交通法改正により、最高速度20km以下で16歳以上なら免許なしで公道を走れるようになったんです。さらに、時速6km以下なら歩道を走行できるというゆるいルールも登場。以前は原付バイク扱いだったので、免許やヘルメットが必須だったのが、今は努力義務になりました。

　

街中で見かける電動キックボードの数が増えていますが、利用者の増加とともに事故も増加中。2024年5月までに事故は64件発生、飲酒運転も多く、初の死亡事故も出ているほど。特に、交差点での車との事故が目立つため、タクシーなどの運転手からは「動きが読めなくてヒヤッとする」という声も出ているんです。

　

フランスのパリでは、利用者のマナー問題から2024年8月に電動キックボードのシェアサービスが禁止に。対して日本は「利便性の向上」を優先し、規制を緩和する方向に進んでいますが、これに関しては議論が分かれています。

　

法改正の背景には、急増する電動キックボードの普及に対応して、安全性をどう確保するかの問題が。事故や違反が増えた場合、将来的に「キックボード免許制」が検討される可能性もあります。今のところ、任意保険がシェアキックボードには必須で、万が一の事故の際も補償されますが、マイキックボードには自賠責保険の加入が求められています。

　

　

　

便利でエコな電動キックボードですが、規制が緩いからこそルールを守って安全に乗ることが大切です！

　

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