堀江貴文氏と小泉進次郎氏が対談し、現代日本の政治課題や改革について語り合っています。特に総裁選や労働市場改革、移民政策、国会改革などに焦点を当て、堀江氏が小泉氏の政治理念や具体的な政策について質問しています。

　

堀江氏は、小泉進次郎氏の世代が政治の第一線に立つことに期待を示し、世代交代の重要性を強調します。小泉氏もまた、15年間無派閥で活動してきたことが今のチャンスにつながったと述べ、世代交代を進める意志を示しています。

　

労働市場の流動性を高める必要性が議論され、小泉氏は、正規・非正規の格差をなくし、雇用環境を改善するための労働市場改革を強く推進したいと述べています。特に高齢者の再雇用やリスキリング（スキル再教育）を通じて、より柔軟な働き方が求められるとしています。

　

ライドシェアの推進についても話があり、小泉氏は地方の移動手段不足を補うために、タクシー業界との調整をしつつ新しい技術を導入すべきだと主張します。堀江氏も自身の経験から、ライドシェアの便利さを強調し、日本でも導入が必要だと賛同しています。

　

国会改革について、小泉氏は、現在の国会運営が非効率であり、外務大臣や総理大臣が長時間議会に出席し続ける制度を改めるべきだと述べています。また、政治資金の透明化についても、派閥による資金の流れをもっと明確にし、政治資金の不透明さを解消する改革が必要だと指摘しています。

　

小泉氏は選択的夫婦別姓の導入についても強い意欲を示し、個人の価値観に基づく多様な家族のあり方を尊重すべきだと述べています。国会でこの問題について議論し、個々の議員の自由な投票に委ねるべきだとしています。