楽天カードのさらなる改悪について解説したこの動画では、2025年3月1日から適用される新たなポイント還元率や対象外となる決済サービスが詳細にまとめられています。これまで楽天カードをメインで使っていたユーザーにとっては、公共料金やチャージ分の還元が大幅に低下する厳しい内容です。

　

まず、電気料金やガス料金といった生活に関わる支払いが「500円につき1ポイント（還元率0.2%）」となり、これまでの1%還元に比べて大きく減少することが指摘されています。月々数万円の支払いがある家庭では、年間でのポイント損失はかなり大きくなるでしょう。

　

さらに、各種決済サービスへのチャージ分もポイント対象外になる点が痛手です。2025年3月1日からは「B/43」「anapay」「Jpay」など、多くのプリペイドカードや電子決済サービスが対象となり、Apple PayやGoogle Pay経由のチャージも含まれるため、チャージ分のポイントは完全にゼロになります。これによって楽天カードの汎用性は大幅に低下することになります。

　

加えて、海外取引や海外関連事業者での利用も改定され、「200円につき1ポイント」となるため、海外での利用時の還元率は半分に下がります。特にGoogleやPayPal、Uberといった日本国内で利用される海外関連事業者にも適用される点は、日常的にこれらサービスを使うユーザーにとっては注意が必要です。

　

動画内では、楽天カードは今後「楽天市場」など楽天関連サービスの支払い時のみ利用し、公共料金や海外利用、電子決済のチャージには他の高還元率クレジットカードを使うことが推奨されています。楽天ペイや楽天キャッシュ経由での支払いは依然として高還元（1.5%）が維持されるため、その点は救いと言えるでしょう。

　

総じて、楽天カードの改悪が続いていることを受けて、メインカードとしての利用価値が大きく低下している現状が浮き彫りになりました。楽天経済圏に依存しているユーザーにとっては、賢いカードの使い分けが今後一層重要になると感じられる内容です。