この動画では、石破茂氏が2024年の衆議院選挙に向けて行った愛知・豊田市での応援演説が収録されています。演説の中で、石破氏は自民党の候補者を支持する理由や、過去の民主党政権時代の問題点、さらに日本の未来に向けた政策の必要性を訴えています。
石破茂氏は、この演説を通じて過去の政権交代時の失敗を強調し、再び同じ過ちを犯してはならないと強く訴えました。また、経済政策の転換や防災体制の強化といった具体的な政策提案を通じて、自民党が引き続き日本をリードする必要性を説いています。
1. 選挙の厳しさと安全面の懸念
石破氏は、近年政治家に対する暴力や危険行為が増えていることに触れ、安倍晋三元首相や岸田文雄首相に対する襲撃事件について言及しています。そのため、演説でも距離を取る必要がある状況が続いていると説明しています。
2. 過去の民主党政権への批判
石破氏は「悪夢のような民主党政権」という言葉で、2009年から2012年にかけての民主党政権を強く批判しています。特に、鳩山由紀夫元首相の普天間基地問題の混乱や、菅直人元首相の対応の遅さ、東日本大震災や福島第一原発事故の際の対応について批判を展開しました。
民主党政権時代の混乱が、日本の安全保障や国民の生活に多大な影響を与えたと述べ、「もう二度とあのような政権にしてはならない」と強調しています。
3. 自民党の再生と謙虚さの重要性
自民党が2012年に政権を奪還した際のことに触れ、再び政権を託された背景には、「謙虚で公平であるべき」という誓いがあったと説明しました。石破氏は、これまでの自民党の過ちを反省し、今後も国民の信頼に応える政党であり続けなければならないと強調しています。
4. 経済政策と新しい時代の経済モデル
トヨタ自動車の地元である豊田市での演説では、特に経済政策に焦点を当てました。石破氏は、これまでのコストカット型の経済からの脱却が必要だと述べ、新しい時代の自動車産業や日本経済の強化について言及しました。賃金を上げ、下請け企業や労働者に負担をかけない経済モデルを目指す必要があると強調しています。
石破氏はまた、新しい製品やサービスを開発し、日本経済を強化するための政策が必要だと述べています。
5. 防災と災害対応の改善
石破氏は、日本の災害対応の現状にも言及し、避難所生活が未だに厳しい状況にあることを批判しました。特に、地震や災害時にプライバシーが確保されない体育館での雑魚寝生活を改善し、より人道的な対応が必要だと訴えています。
石破氏は台湾やイタリアの防災対応を例に挙げ、3時間以内にエアコン付きのコンテナや温かい食事を提供できるような体制が必要だと述べました。
6. 公明党との連携
最後に、石破氏は公明党との連携についても触れ、公明党が庶民や大衆を代表する政党であることを強調し、今後も自民党と共に協力していくことが日本にとって重要であると述べています。
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